今回の展示は、これまでに展示したことのある作品も3点出してみました。 3回目や4回目からご来館くださっている方が、ファイル等を見て 「この作品を見てみたい。是非また展示してほしい」 との声もあり、検討してみました。 展示が済んで片づけるときに、今度いつこの作品を表に出すんだろうか? そんな時が来るんだろうか?と毎回思っていたのです。 でも、一度展示した作品はもう出さない!などと勝手に決めつけるのは、それこそそんな権利は私たちにないんだ、と思うようになりました。 組み合わせや、展示場所を変えることで、同じ作品もずいぶん観る側の印象が変わってくるようです。 これでいいんだ、と思いました。 実際、前回同じ作品を目にしたお客様も「前に見たことがあるけど、まったく違うもののようです」など言われます。 その中の一つを載せます。 5 第一回目の展示作品です。 「 友送る 峠の森が尽きるとき 西陽の真中 生 みなを夢幻 」 この作品を、第一回目の展示中(4か月間)に 6回くらい見に来てくれた女性がいます。 「この絵て夢にまで見ました」 と言われるほど 心に染み入ったとのことです。

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