石松さん☆

「 風も逝き 石も仏けて 時空なり 」
「 激しさも 苦しさも裡に 包み微笑む 」
「 くせ者ら 仲がなだまる あなたいて 」
「 重き歌 産めず詠めず あなた故 」
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宇佐の写真家 石松健男さんの奥様(写真中央の方)がお友達と美術館を
訪れてくださり、俊造さんの思い出話などで 盛り上がりました。
石松健男さんは、俊造さんより2〜3年ほど前に亡くなられています。
由布院駅の待合ホールをギャラリーにと進言した一人と聞いております。
故郷大分へ移り住んだ俊造さんに、そのギャラリーでの個展を薦めて
下さった方でもあります。

上記の俳句は、石松さんが亡くなった後、俊造さんから手紙と一緒に
奥様のもとへ送られたものだそうです。
最初の句の、「風」とは 風倉匠さん(前衛美術家)。「石」が石松健男さん。
俊造さんは、石松さんも風倉さんのことも大好きだったと聞いてはいましたが
改めてその深い思いが伝わってきます。