花の木美術館について
佐藤俊造の作品に一人でも多くの人に触れてもらいたい。
俊造は2010年秋に56歳で他界。
20代から美術をはじめ、亡くなるまでの30余年の間に、
絵画・造形など200点を超す作品を遺しています。
亡くなった後に、
身近な者が相談を重ね、いつでも見てもらえるように
ささやかな展示スペースを作ることになりました。
展示の場を得ることで、
今静かに眠っている一つ一つの作品が
よみがえることを願ってやみません。
『一個の人間の存在は宇宙とつながっている』 との思いを、
俊造は常々抱いていました。
作品の根底にはそのことが一貫して流れているようです。
※ 「 花の木 」 とは、アトリエのある地名 ( 小字名 ) です。