麦秋


庭から眺められる黄金色の風景。
今年も麦の秋がやってきました。
農家の人は麦秋を「バクシュウ」と云わず「むぎあき」と呼んでます。
稲の秋の対語でしょう。
実りへの感謝と収穫の期待がひとつになって内包されている
いい言葉です。
でも、その麦畑の風景も今では貴重な文化遺産(?)になりそうです。
ちなみに、この麦は私が所属している農事法人が作っています。(省象)

麦秋” への5件のコメント

  1. う~ん、いいね~
    やっぱりこれが私の原風景のひとつです。
    こちらでも、散歩の途中に麦の実りの色を見ることができるよ。

    麦の実り(麦秋)って初夏の季語なんだろうか。

    • そのへんは孝嗣さんでしょう。
      ところで、麦の国内生産量は10%前後なんですよ。知ってたかな。(省象)

  2. 小麦の国内生産が10パーセント?少ないねー。
    でも、正直言うともっと少ないのかと思っていた。
    懐かしい郷土料理にはやっぱり国内産の地粉がおいしいね。
    高いけれど・・・・・・・

  3. 麦畑を見ると今も昔の懐かしい出来事が思い出される。
    ご指名があったので、初夏の麦秋の句を一つ。
       麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径   呑空
    麦畑の間、あぜ道を通って、まじかくれや石の門に降りて行った子供のころ。
    この時期の天候が収穫量に深く関わる事など知る由もなかった。
    こんないい天気の日はメバルがたくさん釣れるぞ!それだけで頭の中は一杯だった
    子供時代。
    でも
    「花の木」の俊造君は自然に生きる、自然の中で生きる事、と人工(反自然)について熱っぽくしかも丁寧に考えていた。それは「花の木美術館」が出来上がり、順次展示される彼の作品から感じ取れるもの、読み取れるものと期待しています。(孝嗣)

  4. 【麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径】
    情景がまざまざと甦ります。
    子供の身長を隠すくらいに延びた麦の穂の中を、手製の釣竿を担ぎ、釣り餌(みみず)を入れたバケツを下げ、一散に荒磯を目指して駆けて行っていたんだね。

    あのころのメバル、小さかったけれど「お澄まし」が本当に美味しかった。

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