麦秋 投稿日時: 2012年6月1日 投稿者: 花の木美術館 管理人 庭から眺められる黄金色の風景。 今年も麦の秋がやってきました。 農家の人は麦秋を「バクシュウ」と云わず「むぎあき」と呼んでます。 稲の秋の対語でしょう。 実りへの感謝と収穫の期待がひとつになって内包されている いい言葉です。 でも、その麦畑の風景も今では貴重な文化遺産(?)になりそうです。 ちなみに、この麦は私が所属している農事法人が作っています。(省象)
麦畑を見ると今も昔の懐かしい出来事が思い出される。 ご指名があったので、初夏の麦秋の句を一つ。 麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径 呑空 麦畑の間、あぜ道を通って、まじかくれや石の門に降りて行った子供のころ。 この時期の天候が収穫量に深く関わる事など知る由もなかった。 こんないい天気の日はメバルがたくさん釣れるぞ!それだけで頭の中は一杯だった 子供時代。 でも 「花の木」の俊造君は自然に生きる、自然の中で生きる事、と人工(反自然)について熱っぽくしかも丁寧に考えていた。それは「花の木美術館」が出来上がり、順次展示される彼の作品から感じ取れるもの、読み取れるものと期待しています。(孝嗣) 返信 ↓
【麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径】 情景がまざまざと甦ります。 子供の身長を隠すくらいに延びた麦の穂の中を、手製の釣竿を担ぎ、釣り餌(みみず)を入れたバケツを下げ、一散に荒磯を目指して駆けて行っていたんだね。 あのころのメバル、小さかったけれど「お澄まし」が本当に美味しかった。 返信 ↓
う~ん、いいね~
やっぱりこれが私の原風景のひとつです。
こちらでも、散歩の途中に麦の実りの色を見ることができるよ。
麦の実り(麦秋)って初夏の季語なんだろうか。
そのへんは孝嗣さんでしょう。
ところで、麦の国内生産量は10%前後なんですよ。知ってたかな。(省象)
小麦の国内生産が10パーセント?少ないねー。
でも、正直言うともっと少ないのかと思っていた。
懐かしい郷土料理にはやっぱり国内産の地粉がおいしいね。
高いけれど・・・・・・・
麦畑を見ると今も昔の懐かしい出来事が思い出される。
ご指名があったので、初夏の麦秋の句を一つ。
麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径 呑空
麦畑の間、あぜ道を通って、まじかくれや石の門に降りて行った子供のころ。
この時期の天候が収穫量に深く関わる事など知る由もなかった。
こんないい天気の日はメバルがたくさん釣れるぞ!それだけで頭の中は一杯だった
子供時代。
でも
「花の木」の俊造君は自然に生きる、自然の中で生きる事、と人工(反自然)について熱っぽくしかも丁寧に考えていた。それは「花の木美術館」が出来上がり、順次展示される彼の作品から感じ取れるもの、読み取れるものと期待しています。(孝嗣)
【麦秋やあらき磯(いくり)へ下る径】
情景がまざまざと甦ります。
子供の身長を隠すくらいに延びた麦の穂の中を、手製の釣竿を担ぎ、釣り餌(みみず)を入れたバケツを下げ、一散に荒磯を目指して駆けて行っていたんだね。
あのころのメバル、小さかったけれど「お澄まし」が本当に美味しかった。