今日は、大分市美術館に行ってきました。
写真は ポスターを撮ったものです。
行ってじかに見て 本当に良かったので、まだ行かれてない方
ご存じない方に 是非ともお勧めしたいと思い、ここに 載せる
ことにしました。
私などがその感想を書かせていただくのも大変おこがましいと思いつつも
菅館長さんや、学芸員の方のご案内やお話の中から
特に印象深く残ったもの、感じたことを記 したいと思います。
青い空 (空=普遍的なもの)をバックに 人工物、廃墟。
その対比。
どこにでも転がっている石ころ
その石ころに比べても 人間の一生は ほんの一瞬のもの。
でもその一瞬の中に それぞれの大切なものがたくさん
ちりばめられている。
そして 「箱」。
人は、それぞれの 自分だけの「箱」の中に 何かを持っていたい
持っていてほしい・・・
石油や石灰岩の掘削跡や、原発跡など、丁度 現在社会と
この発表された時期とが重なって 改めて考えさせられる
「 未来の記憶 」です。
菅さんのHPに紹介されていた展示会のポスターですね。
未来に残して良いのだろうかと思うような情景写真です。
ただ忘れ去るのではなく「自分の箱」に保存して、記憶として残さなくてはいけない負の遺産を人類は作りすぎました。
99の良いものが、1つの悪しきものにより木端微塵になってしまう危うさを経験した者として考えさせられる内容のようです。
本当に 今を生きる人間として 未来に申し訳ないと思う事柄が多過ぎます。
素晴らしいものも確かに沢山あります。
未来にはいい記憶を残したいし 残す責任を感じます。
来年 東京でも開催される予定です。
2013 年 4 月 3 日 ( 水 ) 〜 6 月 9 日 ( 日 )
目黒区 美術館 Meguro Museum of Art, Tokyo
是非、行ってみてください。