第七回目の展示中

今回は、これまでに展示したことのある作品も出してみました。

第三回目や四回目から来られるようになったお客様が、ファイル等を見て 「これを見てみたい、是非また展示してほしい」 とよく仰るのです。

これまでは俊造さんの作品を一度展示したものは出さず、まずは展示できるものを一通り出してみよう、そう考えていました。 だから、作品を片づける時に 「今度、いつこの絵を表に出すことになるんだろう? そういう時がくるんだろうか?」 という思いがありました。

でも、 考えてみれば、そういう風に私たちが勝手に決めつけること自体おかしいし、そんな権利もないんだ、と思うようになってきた訳です。 同じ絵でも、展示場所が違っていたり、隣に並べる作品が違うと、ずいぶん受ける印象が異なります。実際、今回の展示で 「これは前にも見たけど、まったく別の絵のような感じがする」 というお客様もあります。そして、見る側の心境が以前と違っていたりすれば、またイメージも変わってくるようです。

その中の一枚を載せます。これは、第一回目に展示した作品。 初めて見たときに心に染み入り、夢にまで見た、言われ、期間中(一回目は 4か月間) 6回くらい足を運んでくださった60代の女性もいます。

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「 友送る峠の森が尽きるとき

西陽の真中 生 みな夢幻 」

 

 

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