初めて来られた方から 「花の木」 のネーミングの意味を尋られることがあります。
これは 地名です。
この HPの 「管理人より」 のところにも書いてありますが、俊造さんのアトリエの小字名なのです。
本人もかなり気に入っていたとみえて、 郵便受けにも 「花の木 佐藤俊造」 と大きく書き、また「花の木砦の住人」 と自称していたほどです。砦は「庵でもないし、基地でもない、砦だな」 と言っていました。
美術館のある場所は 花の木ではないですが、名前は本人の気に入っていたものをそのまま使おう ということになったわけです。
余談ですが、美術館のドアを開けて目に飛び込んでくる作品と この「花の木」 の名前のイメージとが あまりにも異なるので、まず発する第一声は 「おー!」「ほー!」「わー!」が多いです。
花の木と作品のイメージの違いに・・・
きっと一般に花や風景や静物などをイメージされているのでしょうね。
ある意味、だまし絵の世界に踏み込んだ~みたいな感じを受けるかも。
美術館の名前はともかくとしても、やはり、俊造さんの絵は 見る側を唸らせる何かを充分もっていますね。