第二回目の展示を始めました。


本日より 第二回目の展示が始まりました。
約5ヶ月間の展示を終了し、毎日見ていた愛着のある作品とひとまずお別れをし、つぎの作品を運び込みました。
片付け当日(昨日)は、私達夫婦に佐藤良孝さん、そして夕方、たまたま来て下さったJA大神支所長さんもお手伝いをしてくださり、無事にかたちができました。
先日帰っていた 孝嗣兄(俊造さんの長兄)が主人と作品を運び込んでくれていたので、随分助かりました。
いざ、壁に掛けてみてから、全体の雰囲気や感覚など、調整が必要だろうとは想像していましたが(第一回目もそうだったので)やはり、一度掛けた作品を取り替えたり、高さなどの微調整もありましたが、お手伝いくださった方のおかげで、この日を迎えました。

前回とは、かなり雰囲気の異なる展示スペースになっています。
また、多くの方が俊造さんの作品を観にきてくださるでしょう。
そして、何か 心に響くものがあると思っております。

第一回 展示終了


2012年 8月31日より 約5ヶ月間の作品展示を
本日終了致しました。
この間、花の木美術館を訪れてくださった方々
本当にありがとうございます。 ( 純代)

全く、予備知識もなく手探り状態のスタートでしたが、多くの人々の協力で第一回の展示を終えることができました。500名近い人々の来館があり、ありがたいの一言です。
中には同じ展示作品なのに何度も見えられる方、知人や家族を誘って再訪される方もあり、僕らが思っている以上に、作品が観る人の心を魅了しているようです。
また、観られることによって作品の輝きが増すというと、気障に聞こえますがそんな気がします。今後も、入れ替えをしながら息長くやっていくつもりです。
作品が変わって、新しい発見があるかもしれません。
そんな、ワクワクドキドキを届けることができたらいいなと考えます。 (省象)

 「 漂流 あるいは 洪水 」


阪神淡路大震災から 18年。
俊造さんのこの作品は、1997年に描かれたものです。
大震災から 2年後です。
年代的なことを考えると、この震災が念頭にあったと考えても
不自然ではないと考えられます。

東日本大震災を もし、俊造さんが目の当りにしていたとしたら
どのような作品を遺していただろうか………。