遠来のお客様


宮城県より、花の木美術館にお客様がいらっしゃいました。義姉の旦那様のご兄弟です。
お二人とも昨年、地元で大震災に遭い、想像を絶する思いを体験されました。
今回、花の木美術館での「シタールの夕べ」に合わせて前日より、東京の姉夫婦と共にいらしたのです。
シタールを聴きながら、こちらの関係者とも交流され、談笑し、お二人とも良い時間を過ごせたとのことです。
姉のお話によると、 お二人とも、東北と九州の地域性の違いをかなり強く感じ、いい意味で(と思いたい…笑)カルチャーショックを受けたようです。
我が家に3泊され、4日目は別府で、うちの子供や孫達も一緒に総勢11名での会食。仙台のご長兄、護さんのご挨拶に始まり、賑やかで和気あいあいとした交流ができました。
宮城と東京には26日、それぞれ帰路につかれました。

シタールの夕べ

11月23日(金)
小崎夫妻による、シタールの演奏とインド旅行談

充実した、インドへの旅を終え、帰国直後のご夫妻。
行雄さんが、インドの地図や写真を指し旅の説明をしてくださる。
そして、行雄さんの撮られたインドの写真(スライド)をバックに
これから アイカさんによるシタールの演奏会。

サリー姿も素敵な アイカさん。


熱心に聴き入るお客様方。

インドのニワトリの逞しいの後姿。
花の木美術館での初めての試みである「シタールの夕べ」を
無事に終えられたことに 感謝。
多くの俊造さんの関係者がいらして下さったことに 感謝。

俊造の3回忌

 今日は俊造の命日。朝は結構な底冷えでした。2年前の早暁、病院から故人のなきがらをアトリエに運び込んだ時も冷え込みの厳しい晩秋でした。

 供養のために、菩提寺につれあいさんと出掛け、3回忌のお勤めをしてもらいました。その帰りに、お弁当を買ってアトリエに立ち寄りそこで昼食をとりました。数日前、墓掃除は済ませました。その時にふと思ったことがあります。墓掃除をしながら、先祖に思いを馳せるのはなかなかいいことだなと。
 するのではなく、させていただく。そんな気持ちになるのも、年のせいか。 (省象)
 
 
 

絵と詩のコラボ展  


大塚晶子さん「時空散歩」の前で。

「ことばとかたち」という見出しが付けられており、大分市のコンパルホール2階の市民ギャラリーにて明日まで開催されます。
全部で22点が展示され、俊造さんの友人である 大塚晶子さんの作品も展示されているとご案内をいただき、是非とも観たかったので夕方、つれあいと二人出掛けました。
大分市内からは大塚さんも一緒でした。
大塚さんの作品は「 時空散歩 」というタイトルで、幸 幹男さんの「 ここに一個の石がある 」という詩がコラボされていました。彼女のHPに収められている詩集の大きな見出しにもなっている「時空散歩」という言葉。時を超えて無限の宇宙へといざなうスケールの大きな作品です。
「金属や石や砂とかを扱って、大工さんの仕事のようなことばかりやっている」とご本人はおっしゃっていました。


コンパルホールからの帰り、俊造さんが生前、スイカなどを持って行ってはよく立ち寄っていたという所へ 大塚さんがご案内してくれました。彼女が子ども達に絵画教室をしていた部屋で、ご自宅の離れです。今は教室はやってないそうですが、この部屋で俊造さんが手にとったであろう書物などを見ると、感慨深いものがあります。