「埋もれ火」
ある農夫の昭和史
著 佐藤省象
この本は、著者 佐藤省象が 父親である 佐藤 来(きたる) のことを書いたものです。
弟 俊造のことを本にした「花の木の風」を読んだ子どもたちからの「今度はおじいちゃんのことを書いてほしい」という要望に応えた、というわけです。
予期せぬ要望に驚き、直ぐにはその気にならなかった主人も、父親の残した記録や詩や短歌などを引っ張り出して目を通していくうちに 自ら書きたい!という意欲が湧いてきたようです。
本人が所属する同人誌「む」に 4回に渡り掲載した「百姓になれなかった男」を加筆修正して 一つの物語に仕上げています。
「埋もれ火」は、花の木美術館にて販売しています。( 一冊 1000円 )
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