今日は恒例の餅つきである。昨日から諸準備。臼と杵を洗い、餅米を水に浸して一晩ねかす。午前11時ころから開始した。今年は那智とその子供2人、智佳そして臼杵の両親も来て賑やかな餅つきになった。このアナログな行事が終わらないと、年末を迎えた気にならない。搗き手は自分だけと覚悟していたが、二人の娘が手伝ってくれた。女の子だからと侮ってはいけない。15kgほどを3時間あまりかけて搗きあげた。昨今は機械でつく方法もあるし、店で買うこともできるが昔ながらの餅つきにこだわるのはなぜだろうか。ぺったんぺったんやらないと、なんとなく餅を搗いた気になれないのである。そして、この光景が子どもたちの記憶に残ることを知っているからである。僕とつれあいと二人でやるのではなく、子や孫も一緒にやるのがなおいい。
俊造が生きていたころは、餅が終わったら彼が主役で年越しの蕎麦を作っていたのだが、僕は蕎麦まで手を出せない。残念ながら俊造のように器用でないのだ。(省象)
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小さな看板、立てました。
吉森工房 「ひば窯」さん
生誕90周年記念 山下 清 展
大分市美術館の 「生誕90周年記念 山下清展」へ行ってきました。
貼り絵、ペン画、鉛筆画、油彩、水彩、版画、陶磁器など約180点が展示されています。
今月の16日までです。やっと今日行けました。 平日というのに多くの人がいらしていて、これまでに、約2万人の方の観覧があったそうです。
ポスターにもあるように、貼り絵「花火」など、どの作品も素晴らしかったのは言うまでもないのですが、特に私が引かれたのは、「遠足」「さかな」「ともだち」「養老の滝」などです。全部廻ったあとも、気になるのでまた観に行きました。
そして、絵に添えられたご本人のコメントがどれもユニークでした。本当に純真無垢な子どもの感想そのものです。
まだ行かれてない方、ぜひとも観覧をお勧めします。 (純代)
山下清イコール貼り絵程度の知識しか持ちあわせていなかったのだが、実に多彩な手法で作品を遺しているのには目から鱗でした。なんと言っても貼り絵の精緻さに圧倒されました。気の遠くなるほどの数のジグソーパズルを丹念に組み合わせた様に思えた。しかも、その一つ一つが無駄なく構成されている。 (省象)