僕の好きな絵

画 佐藤俊造
「豊穣」2010年

佐藤俊造 最晩年の作品です。(只今展示中)

先日、花の木美術館に来てくれた 6歳の男の子に「好きな絵や気になる絵はある?」と尋ねたところ、しばらく見回してから、この絵だと応えてくれました。
理由を聞くと「茶色の線と黄色いところが焼き芋みたいだから」
とのこと😆
確かに!🍠

昨年の秋から展示しています。
冬になったら他の作品と入れ替えようと思っていましたが、この絵を好きだと言われる声が多々あるので(私もです)今までずっとそのままにしていました。
そろそろ入れ替えようかな、と思っています。

寄稿文集


(非売品)

1月末に
佐藤俊造展の 寄稿文集(全62頁)が できあがりました📖

一点美術展会場としてご協力いただいた各会場、そして、大分市アートプラザでの全貌展の準備、搬入搬出展示作業や、会期中の受付等でお世話になった方々、ご厚志をお寄せくださった方々へ、お届けできるようになりました。

それも、先ずはご寄稿くださった方々ありきで、そのご寄稿文を 二宮圭一氏・木村秀和氏・森宗明氏と省象(俊造の兄)の4名が何度も編集を重ね、ようやく完成したものでとても感慨深い一冊となりました。

埋もれ火

「埋もれ火」
  ある農夫の昭和史

        著 佐藤省象

この本は、佐藤省象が 父親である 佐藤 来(きたる) のことを書いたものです。

弟 俊造のことを本にした「花の木の風」を読んだ子どもたちからの「今度はおじいちゃんのことを書いてほしい」という要望に応えた、というわけです。
予期せぬ要望に驚き、直ぐにはその気にならなかった主人も、父親の残した記録や詩や短歌などを引っ張り出して目を通していくうちに 自ら書きたい!という意欲が湧いてきたようです。

本人が所属する同人誌「む」に 4回に渡り掲載した「百姓になれなかった男」を加筆修正して 一つの物語に仕上げています。

「埋もれ火」は、花の木美術館にて販売しています。( 一冊 1000円 )

尚、郵送もできますので、ご希望の方がいらっしゃいましたらご遠慮なくお知らせください。
こちら(fb)、メッセンジャー、またはお電話にてどうぞ。
📲 090-4514-7813

以上宜しくお願い致します。

石丸謙二郎さん現る

昨年 11月のことですが
いろどりOITA
NHKの番組「石丸謙二郎のおおいた彩発見」の取材が 日出町大神へやってきて、石ころたちの動物園と、花の木美術館に立ち寄ってくれました。
石丸さんが来られるとは全く知らず、サプライズでした。

石丸さんは、入館直後、目に飛び込んできた俊造さんの作品に言葉を失くした様子でした。
衝撃と感動があったのではないでしょうか。

こうやっておいでいただいたことはとてもありがたかったです。