さざんか児童クラブの子どもたち

今日は午前中、さざんか児童館より児童クラブの子どもたち 23名と引率の先生 5名が歩いて花の木美術館へ来てくれました。

以前、子ども園の園児として 散歩で何回か立ち寄ったり、ご家族と来館の子どもさんもいるのですが、今日 初めての子どもたちがほとんどでした。

こうやって子どもたちが俊造さんの作品に触れるのはとても嬉しくありがたいことです。
1時間くらいの滞在でしたが、それぞれの鑑賞が始まり、興味を持ったと思える作品の前では立ち止まってじっくり観察したり、質問してきたり、感想を言ってくれたり(絵の具はどうやって混ぜて描いているのですか?、星空に見えるのは何故キラキラしているのかな?、これは何に見える! この形と色は生クリームのようだ) などなど自由な発想で見てくれたようです。

帰りに、一人ひとり好きな絵葉書を一枚ずつ自分で選んで持って帰ってもらいました。

引率の先生の感想として「子どもたちは、思っていたよりも長い時間 興味を持って見ていた」とのことです。

子どもたちの写真は園の許可をいただいて載せています。
園のホームページにも載せるそうです。

「埋もれ火」ある農夫の昭和史

「埋もれ火」
  ある農夫の昭和史

        著 佐藤省象

この本は、著者 佐藤省象が 父親である 佐藤 来(きたる) のことを書いたものです。

弟 俊造のことを本にした「花の木の風」を読んだ子どもたちからの「今度はおじいちゃんのことを書いてほしい」という要望に応えた、というわけです。
予期せぬ要望に驚き、直ぐにはその気にならなかった主人も、父親の残した記録や詩や短歌などを引っ張り出して目を通していくうちに 自ら書きたい!という意欲が湧いてきたようです。

本人が所属する同人誌「む」に 4回に渡り掲載した「百姓になれなかった男」を加筆修正して 一つの物語に仕上げています。

「埋もれ火」は、花の木美術館にて販売しています。( 一冊 1000円 )

尚、郵送もできますので、ご希望の方がいらっしゃいましたらご遠慮なくお知らせください。
こちら(fb)、メッセンジャー、またはお電話にてどうぞ。
📲 090-4514-7813

以上宜しくお願い致します。

花の木美術館 開館 10年目に入りました

8月31日は、花の木美術館の誕生日。
オープンして丸9年が経ちました。
今後もできる範囲でぼちぼちと続けていければ良いかな、と考えています。

作品の写真 2枚のタイトルは
「友送る 峠の森が尽くるとき 西陽の真中 生みな夢幻」
「花の下にて」

只今、佐藤俊造作品 12点を展示しています。

ウェブマガジン「ART iT」

3月の佐藤俊造展初日、アートプラザにおいでくださった 美術評論家 椹木野衣 (さわらぎ のい) 氏が、俊造さんのことをウェブサイトに、前編に続く形で載せて下さっています。

ウェブマガジン「ART iT」より
『椹木野衣 美術と時評97:この時代を生き抜くためのアート ー 峰丘と佐藤俊造(後篇)』
全文はこちらです。ご覧ください
(ART iT 編集者のご了承を頂いています) ⇩

椹木野衣 美術と時評97:この時代を生き抜くためのアート — 峰丘と佐藤俊造(後編)

福添麻美さんによる 第15回 佐藤俊造展の撮影

写真家 福添麻美さんは、我が家の長女の子ども達の撮影がご縁で、それ以来 、俊造さんのアトリエ、花の木美術館をオープンしてからは第 1回目の展示からずっと撮り続けていただきました。

この花の木美術館のホームページの「作品」の頁に 第 1回目から記録として載せています。

「虹 夏草 泥亀 佐藤俊造展」では、準備段階として俊造の作品を全てを撮影していただきました。

そして 今年 3月のアートプラザ大分での全貌展。これには 撮影はもちろんのこと、搬入展示から受付、片付けに至るまで一生懸命関わってくださいました。

花の木美術館の展示入れ替えのやり方を変更したことにより、麻美さんの撮影は、一応今回で終了という事になりました。

本当にいろいろとお世話になりました。このご縁は今後も繋がって行きます。